
新入社員向け「住宅点検マイスター講座」開催──実技中心で即戦力を育成
2025年10月、新入社員が増えてきたタイミングに合わせて、当社では「住宅点検マイスター資格取得」のための講座を開催しました。
今回の講座は、実務に直結するスキルを身につけることを目的としており、モデルハウスを会場に、専門講師による実技中心の内容で行われました。

講座では、まず屋外点検実技からスタート。
外壁や基礎、排水設備など、住宅の外回りに関するチェックポイントを学び、実際に目視や触診を通じて点検の基本を体験しました。
続いて屋内点検実技では、床や壁、天井、設備機器などの確認方法を習得。
講師の指導のもと、細部にわたる点検のコツを実践的に学びました。
さらに、屋外から屋内への点検の流れを想定したロープレも実施。
実際の点検業務を模したシナリオで、報告までの一連の流れを体験することで、現場対応力の向上が図られました。
技術面では、窓周りの調整(サッシ・網戸)、建具調整(室内ドア・玄関ドアクローザー)、床鳴りの注入剤処理、鋼製束の調整、巾木の調整など、住宅メンテナンスに欠かせない作業を一つひとつ丁寧に学習。
講師の実演を見ながら、自らの手で作業を行うことで、理解を深めることができました。

営業社員がこの講座に参加する意義は、単なる知識習得にとどまりません。
現場での点検や調整の流れを体験することで、提案力や説明力が向上し、顧客とのコミュニケーションにも深みが生まれます。
また、技術職との連携がスムーズになることで、社内のチームワーク強化にもつながります。

参加した新入社員からは、「実際に手を動かすことで理解が深まった」「現場での対応に自信が持てそう」といった前向きな声が多く聞かれました。座学だけでは得られない、実践的な知識と経験が身につく講座となり、今後の業務に大いに役立つ内容だったと言えるでしょう。
今後も、こうした実務に直結した研修を通じて、社員のスキルアップと即戦力化を図っていきます。
新しい仲間たちが安心して現場に立てるよう、会社全体で支援していく体制づくりを進めてまいります。