ビジネスモデル

B

U

S

I

N

E

S

S

M

O

D

E

L

直近の業績ハイライト

リフォーム・リノベーションと買取再販が順調に上昇しており、「こまやかに。より丁寧に」のフジケンリフォーム、FASHION RENOVEブランドで普通の買取再販とは差別化されたデザイン力・機能・品質が担保されたデザイナーズマンションが回転率6か月程度で順調に販売が進み、マンション大規模修繕や事業用改修も安定的に受注している結果となります。

中古市場マーケット

2023年には80万戸の新しい家が建てられ、2030年には77万戸、2040年には58万戸に減少すると予想されています。分譲住宅に関してはリーマンショック時に建てられた戸数とほぼ同じ結果となります。

出所:実績値は国土交通省「住宅着工統計」より。予測値は野村総研

出所:実績値は住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅リフォームの市場規模」より。予測値は野村総研

一方、リフォーム市場は成長を続け、2022年の約8.1兆円から2040年には8.9兆円に達する見込みです。

2021年度からの10年間に向けた「新たな住生活基本計画(全国版)」が2021年3月17日に閣議決定されました。この計画は、気候変動やコロナ禍、多様な住まい方、自然災害の頻発などの現状と課題を踏まえ、3つの視点から8つの目標を設定しています。

その中でも、「住宅ストック・産業の視点」では既存住宅流通の活性化が掲げられています。長期目標としては20兆円として、2021年の12兆円から2030年に14兆円に拡大するための省エネの明示や取引の安全性を向上しようとしております。

既存住宅流通とリフォーム市場

戦略とビジネスモデル

市場が12兆円から20兆円まで引き上げる政策のなか、リフォーム業と不動産買取再販業の異なる2業種をコアバリューはひとつにしながら、並行して進めていきます。

リフォーム事業を行うことにより、デザイン力や分離発注によるコスト削減、きめ細かい仕上げなどの品質が担保され、不動産業だけではできない本質的なバリューアッドを可能にし、リフォーム事業が拡大するにつれ、さらなるボリュームディスカウントを可能にし、不動産の仕入れ価格に転換することができ、それをこだわった空間デザインの再販物件を市場に再リリースすることにより、市場からブランディングされたポジションを得ることができます。これをフライホィールすることにより、ますますバリューが増大します。

トレードオフされた事業戦略

オンラインtoオフライン
われわれは一般的なリフォーム会社や不動産会社がもつ、機能は持ち合わせながら、より付加価値のあるケイパビリティを形成します。リフォーム・不動産業自体もAIやデジタルにとって代わっていきますが、顧客が実行する場合に専門知識と多岐にわたる意思決定が必要なサービスとなり、ECサイトでのオンライン販売だけでは完結できず、任せられる人を見つけて実行していくでしょう。

そこでわれわれはマーケティングをチラシなど紙媒体で実施される会社様が多い中、O2O(Online To Offline)を基本としてWEBサイトは複数のドメインを持ち、ユーザーの検索意図を満足させるコンテンツを用意し、わかりやすく、明瞭さを追求し、さらにユーザーが様々なタッチポイントを構築し、アクセシブルにオフライン化します。

空間デザイン

プロダクトにおいては、仕様決めやコーディネートは顧客にカタログを渡してセルフに決めてもらうことが多いなか、当社では設計コーディネートの人材を常にジョイン可能な状況にするため専属に配置しております。買い取った物件に関してもいつも同じ仕様を回転スピードにこだわる不動産会社が多いなか、当社では1件づつ異なったコンセプトを持ち設計コーディネートしていきます。回転スピードはその分遅れますが、バリューがつきブランディングに寄与します。

マスタープラン

2014年からスタートしたリフォーム・買取再販事業は年平均成長率40%で拡大しております。愛知県の東に位置する三河を中心に事業拡大しており、今後名古屋市へ商圏を広げ、リフォーム・買取再販事業の両方でトップクラスを狙います。

両方でトップクラスが達成することができるのと同時にわれわれのバリューは確固たるものになり、全国へと展開、そしてグローバル展開も視野に活動してまいります。

サステナビリティへの取り組み